「監査基準報告書260「監査役等とのコミュニケーション」の改正」及び 「公開草案に対するコメントの概要及び対応」の公表について (2023年5月19日 日本公認会計士協会)
日本公認会計士協会(監査・保証基準委員会)は、2023年5月18日に開催されました常務理事会の承認を受けて、「監査基準報告書260「監査役等とのコミュニケーション」の改正」及び「公開草案に対するコメントの概要及び対応」を公表しました。
本改正は、日本公認会計士協会会則(2023年4月1日付け施行)による「上場会社監査事務所登録制度」から「上場会社等監査人登録制度」への変更に伴い検討を行ったものです。
主な改正内容
・監査事務所の品質管理システムの外部のレビュー又は検査の結果は監査役等に伝達することが求められており、日本公認会計士協会の品質管理レビューについては、日本公認会計士協会会則に基づく通常レビュー及び特別レビューが該当していたが、今般の登録制度の変更により新たに実施される「登録の審査のためのレビュー」を追加した(A31項(1)参照)。
・そのほか、所要の用語修正を行っている。
(日本公認会計士協会 ホームページ
https://jicpa.or.jp/specialized_field/20230519ijd.html )