IFRS財団評議員会が ISSBの創設を反映するための基準設定ハンドブックの更新について公開協議 (2024年12月27日 サステナビリティ基準委員会)
IFRS財団評議員会が、2021年の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の創設を反映するためのデュー・プロセス・ハンドブック(「ハンドブック」)の改訂案を公表しました。
「ハンドブック」は財団の基準設定機関(国際会計基準審議会(IASB)及びISSB)がIFRS基準の開発、維持管理及び適用支援において従うプロセスを記述しています。このデュー・プロセスは透明性、完全かつ公正な協議及び説明責任の原則を基礎としています。
「ハンドブック」が前回改訂されたのは、ISSBが創設される前の2020年でした。改訂案はデュー・プロセスを変更していません。主として、ISSBとIASBが同じ厳格で包摂的で透明性のある基準設定プロセスに従うことを「ハンドブック」が示すようにしています。「ハンドブック」は、ISSBが維持管理を行うSASBスタンダード及び SASBスタンダード・タクソノミについてのデュー・プロセスも記述しています。
公開草案は、以下の説明のいくつかの拡充及び明確化の提案を含んでいます。
・IFRS基準の適用後レビューの目的
・IFRS会計基準の一貫した適用を支援するためのIFRS解釈指針委員会のIASBとの作業
・基準の軽微な改善のパッケージについての協議のプロセス
・教育的資料についてのレビューのプロセス
(サステナビリティ基準委員会 ホームページ
https://www.ssb-j.jp/jp/activity/press_release_ssbj/y2024/2024-1219.html)