「監査基準報告書260「監査役等とのコミュニケーション」、監査基準報告書700「財務諸表に対する意見の形成と監査報告」、監査基準報告書700実務指針第1号「監査報告書の文例」及び関連する監査基準報告書等の改正」並びに「公開草案に対するコメントの概要及び対応」の公表について (2024年9月26日 日本公認会計士協会)

2023年10月に国際監査・保証基準審議会(IAASB)から公表されたIESBA倫理規程の改正により、会計事務所が社会的影響度の高い(PIE)に対する独立性に関する要求事項を適用している場合の開示要求に伴う狭い範囲が改訂されたことを受け、関連する監査基準報告書等について所要の見直しが行われました。

1.改正対象

・監査基準報告書(序)「監査基準報告書及び関連する公表物の体系及び用語」

・品質管理基準報告書第1号「監査事務所における品質管理」

・監査基準報告書200「財務諸表監査における総括的な目的」

・監査基準報告書210「監査業務の契約条件の合意」

・監査基準報告書220「監査業務における品質管理」

・監査基準報告書230「監査調書」

・監査基準報告書240「財務諸表監査における不正」

・監査基準報告書250「財務諸表監査における法令の検討」

・監査基準報告書315「重要な虚偽表示リスクの識別と評価」

・監査基準報告書450「監査の過程で識別した虚偽表示の評価」

・監査基準報告書501「特定項目の監査証拠」

・監査基準報告書505「確認」

・監査基準報告書540「会計上の見積りの監査」

・監査基準報告書550「関連当事者」

・監査基準報告書560「後発事象」

・監査基準報告書570「継続企業」

・監査基準報告書580「経営者確認書」

・監査基準報告書600「グループ監査における特別な考慮事項」

・監査基準報告書610「内部監査人の作業の利用」

・監査基準報告書701「独立監査人の監査報告書における監査上の主要な検討事項の報告」

・監査基準報告書705「独立監査人の監査報告書における除外事項付意見」

・監査基準報告書706「独立監査人の監査報告書における強調事項区分とその他の事項区分」

・監査基準報告書800「特別目的の財務報告の枠組みに準拠して作成された財務諸表に対する監査」

・監査基準報告書805「個別の財務表又は財務諸表項目等に対する監査」

・監査基準報告書810「要約財務諸表に関する報告業務」

・監査基準報告書900「監査人の交代」※

・財務報告内部統制監査基準報告書第1号「財務報告に係る内部統制の監査」

・期中レビュー基準報告書第1号「独立監査人が実施する中間財務諸表に対するレビュー」

・期中レビュー基準報告書第2号「独立監査人が実施する期中財務諸表に対するレビュー」

・監査基準報告書560実務指針第2号「訂正報告書に含まれる財務諸表等に対する監査に関する実務指針」

(日本公認会計士協会 ホームページ

 https://jicpa.or.jp/specialized_field/20240926dbj.html )