移管指針「移管指針の適用」等の公表 (2024年7月01日 企業会計基準委員会)
企業会計基準委員会が設立される前は、会計基準については企業会計審議会が公表し、実務上の取扱い等を示す企業会計に関する実務指針(Q&Aを含む。以下「実務指針等」)については日本公認会計士協会が公表していました。2001年に当委員会が設立された後は、新しい会計基準、適用指針及び実務対応報告についてはいずれについても企業会計基準委員会が公表することとしています。日本公認会計士協会が公表した実務指針等については包括的に当委員会に引き継ぐことはせず、引き継げるものから引き継ぐ形をとっていますが、多くの実務指針等はまだ日本公認会計士協会に残されています。
こうした状況を受けて、会計に関する指針のみを扱う実務指針等の移管について検討し、2024年6月20日開催の第528回企業会計基準委員会において、移管指針「移管指針の適用」等の公表を承認しました。
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