租税調査会研究報告第40号「デジタル経済下におけるPE概念の課題と考察」の公表について(2024年2月22日 日本公認会計士協会)
日本公認会計士協会は、2024年2月8日に開催されました常務理事会の承認を受けて「租税調査会研究報告第40号「デジタル経済下におけるPE概念の課題と考察」」を公表しました。
経済のグローバル化・デジタル化が進み、物理的な存在がなくとも外国において事業を推進することが可能となっています。物理的な存在をベースとする伝統的なPE概念では、源泉地国において事業所得課税が適切になし得ないという課題が浮上し、従来型のPE概念の修正や新たな国際課税制度の構築の必要性が問われ始めているところです。 本研究報告では、伝統的なPE概念の問題点を分析するとともに、今日のグローバル化・デジタル化が進んだ事業環境においてどのような方向性が見いだせるのか、幾つかの観点から検討しています。
(日本公認会計士協会 ホームページ https://jicpa.or.jp/specialized_field/20240222ehz.html )